最近は欧州からの観光客も増えており、関空と欧州を結ぶ航空便も増加しています。イタリア人の訪日は2018年には約31万人に達しました。もともと伝統文化からサブカルチャーまで日本の文化に関心が高く、イタリア各地で日本文化を紹介する多種多彩な催しが開催されているイタリアですが、近年は、ハネムーンの渡航先としても日本が人気になっています。

 

2018年の訪日イタリア人の一人当たり消費額は223,555円で、オーストラリア、スペイン、中国に次いで4番目の高さとなっています。イタリア人訪日客のアンケート調査によりますと、イタリア語の情報が不足しているとの回答が非常に多いようです。イタリア語の商品紹介を作成し、イタリア人向の有料・無料の日本情報サイトで広告発信するなど、今後のビジネスチャンスが見込めるでしょう。

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新型コロナウイルスのパンデミックにより訪日客はストップしてしましいましたが、アフターコロナではイタリア人に限らず、スペイン、フランス、ドイツなど欧州から大阪を起点とする訪日客も益々増えることが予想されています。旅のスタイルはより個の要素が強くなるでしょうから、セグメントしたターゲット顧客に焦点を絞り、アプローチする方法が必要になります。